Twitterで当征140字を2編。
当征kさんが甘々な140字が読みたいとつぶやいていらっしゃったのを見たら、書きたくなってしまいました。
甘々を書いていると幸せになります♡
征士さんと当麻のいちゃいちゃは元気の素!
*
冬休みに仙台で聞いた告白の返事をするために、2月の大阪に飛んだ。
男からだが、当麻の好物なのだ。
構わんだろうと赤い紙袋を突き出した。
「これが返事だ。私も、当麻が好きだ」
垂れた目を丸くした当麻は紙袋を受け取って、そして、私を見て笑った。
「知ってたよ、征士。うん、俺、知ってた」
**
「いいか。目を開けるなよ」
言われるままに目を閉じる。
おおよそキスでもくるのだろう。
唇にくるか。
頬か。
それとも前髪を上げて、額にするつもりか。
黙って待っていると、何やらあちこちがくすぐったくなってくる。
「なーに笑ってんだよ」
クスクスと笑う当麻の声。
そして鼻の頭に、当麻の唇。