当麻寺の雨。
当麻寺に行くモチベーション更にアァァーップ!のためにひねり出した……(笑)
もとの作品『当麻寺の雨』は主役が姉で弟×姉。
それを、主役が弟で兄(征士さん)×弟(当麻)に替えました。
地の文は女性の語り口で語られているものを、当麻っぽく変えて。
女性視点だからなのか、五木◯之さんの特徴なのか、ひらがな使いが多かったので、ずいぶんと漢字に置き換えました。
機会があったら是非元ネタをお読みください。
超有名な作家さんですから、そこらの図書館にはあるんじゃないかな。
『物語の森へ』という中短編集のトリになっている作品です。
タイトルはそのまんまです。
あとの設定は、少し変えた方が征当らしくなるのだろうとも考えたのですが。
例えば二人の出身地。
仙台にしようかなぁとも考えましたが「セイタカアワダチソウ」のくだりがあるため、やっぱり九州がいいんだろうなぁとか。
あとね、大阪から夜行で帰るっていうくだりもある。
夜行で大阪とするとやはり、東日本じゃないんですよねぇ。
写していると、短いお話でも細部まで本当にしっかりと作り込まれているのだなぁと感心しきり。
絵のトレスや模写と一緒で、小説を書き写す、という行為はオリジナリティはないけれど、とても勉強になるなぁと思いました。
当麻に置き換えた「姉」は女性ですから、そのままの仕草を当麻にうつすと、やっぱりそぐわなくて、「受けらしい」とか「当麻らしい」について考えたり。
そして。
パラレル。
楽しいなぁ、と思いました。
書くのも。
以下、拍手コメントのお礼です。
> ankさま
姉と弟、どっちを征士さん、どっちを当麻にするかはちょっと迷ったんです。
でも弟の生き方征士さんに似合うなぁと……。
バリバリエリートのホワイトカラーもいいんだけど、労働者!って感じもいいですよねぇ……♡
ありがとうございます\(≧∇≦)/
> ctさま
当麻寺に萌えるために書いたので!
やった!成功だー!
これから二人は清貧洗うが如しで、身を寄せ合って生きていくのです(*´ー`*)
それにしてもやはり大御所の書かれるストーリーは、読みやすく魅力的だなぁと思います。
あらしのよるにの続きも最期まで頑張ってみますよー\(≧∇≦)/